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造影剤を使って、血管の形や流れを連続的に撮影することにより、動脈あるいは静脈の病気を見つける検査で、血管性病変(動脈瘤・動脈硬化・血管の狭窄および閉塞)の診断や、脳・肝臓・四肢などの病変の診断などを目的に行われています。近年は、血管の狭窄部位を拡げる血管拡張術、腫瘍に流れる血管を閉塞させる血管塞栓術などの治療も多く行われます。 検査や治療は、カテーテルと呼ばれる管を血管内に挿入し、その先を目的の血管まで送り、選択的に目的の血管だけに造影剤を注入して撮影を行います。血管内に直接カテーテルを挿入するため、検査室や検査器具は手術室と同じように清潔な環境で行います。 |
| 検査内容 |
頭部の検査では、脳動脈瘤や出血箇所等の有無や形態を観察し、必要に応じて、金属コイルなどを詰めて、血液の流れを正常にする治療なども行っています。 腹部では、疾患別(出血や悪性の腫瘍)の血管の形態の観察を行い、それぞれに応じた治療として、血管の中に金属コイル、ゼラチンスポンジ等を送り、血流を遮断し消化管出血の止血や、腫瘍に流れる血液を遮断し、腫瘍を小さくする治療を行っています。(血管塞栓術) 心臓では、心臓を栄養する血管(冠動脈)の流れ具合や心臓の動き、血管の太さ等を観察します。狭心症や心筋梗塞、下肢の血管の閉塞等も造影することで確定診断が可能です。冠動脈や下肢の動脈が狭窄している場合は、風船のついた細いチューブで狭窄箇所を拡張したり、金属の細い筒状の金網(ステント)を挿入する治療を行っています。(血管拡張術) ※24時間体制で緊急検査に対応しています。 |
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| 装置名:シーメンス社製 Arits zee BA Twin(FPD搭載型バイプレーン装置) |
| 《フラットパネル搭載型バイプレーン装置を導入》 |
当院では、平成21年10月にフラットパネル搭載型バイプレーン装置を導入しました。
- FPD搭載型バイプレーン血管造影装置導入により、検査効率と安全性の向上が図られます。
- FPDより高画質化(透視・撮影)を行い、有用な診断・治療に対応できます。
- バイプレーン(2管球)システムを使用することで、手技時間の短縮および被ばく低減(術者・患者)が可能となります。
- バイプレーン(2管球)システムを使用することで、造影剤使用量の低減が可能となります。
※患者さんにやさしい検査が可能となりました。 |
| 検査や治療の手順 (留意点) |
- 通常、入院して行われ、剃毛と、点滴注射が行われ、検査・治療前の食事はできません。点滴は気分をリラックスしていただくためのものです。
- 血管造影室に入室後は、寝台に仰向けに寝ていただき、清潔な布が掛けられます。布が掛けられた後は、動脈内に直接カテーテル(非常に細い管)を挿入するため清潔区域となりますので、体は大きく動かせません。気分が悪いとか頭が痒いとか何かありましたら、口でおっしゃってください。
※局所麻酔で行いますので、会話することは可能であります。
- 局所麻酔の注射を剃毛した場所に行い、カテーテルを動脈内に挿入し目的とする部位まで進めます。検査時の痛みは、この麻酔の注射の痛みだけですので他の苦痛はほとんどありません。
- カテーテルの到達後は、造影剤を流して血管の様子の撮影や、薬の注入・器材を血管内に挿入するなどの治療が行われます。造影剤を注入すると体が熱く感じられますが、一時的なものですので心配ありません。
- 撮影や治療は何回か繰り返されます。撮影時は息止めをしていただく必要があります。
- 終了後はカテーテルを挿入した部位を止血しますので、担当の医師または看護師の指示があるまで、ベッド上での安静が必要です。止血部位に変わったことがありましたら直ちにナースコールしてください。なお、食事は行えます。
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